平成25年5月22日(水)放送全般について

開催日 平成25年5月22日(水)
議題 放送全般について

 5月22日、東日本放送本社で第388回番組審議会が開かれ、放送全般について意見交換を行った。

 委員からは「被災地のTV局として今後も積極的に震災報道を継続してほしい」「地元局ならではの視点を大切にした自社制作番組を増やしてほしい」「社会的な問題を解決するような番組を作ってほしい」「ニュースのアーカイブ化を進めてほしい」という要望があった。

 また「キー局の番組をみるとどの系列も同じようなタレントが出ており、局の個性が感じられない」「マスメディアは社会的な責任の大きさを自覚し、公正な情報を発信すべき」「デジタル技術の進歩により高品質な番組が増えた」という意見があった。

 局側からは「震災報道における現在の大きな問題のひとつは格差だと思う。被災地の中の格差、また被災地と他地域との格差を縮めるため、現地取材を充実させ、当事者の心情を汲み取った上で情報発信を行いたい」「地方局の存在意義を自問しながら、地域に根ざした番組を増やしていきたい」と語った。