平成25年3月27日(水)「さいかいろーど~希望と再生の道しるべ~」について

開催日 平成25年3月27日(水)
議題 「さいかいろーど~希望と再生の道しるべ~」について

 3月27日、東日本放送の番組審議会が開かれ、3月9日放送の「さいかいろーど~希望と再生の道しるべ~」について審議した。

 この番組は復興に取り組む宮城県の人々の姿を描いたドキュメンタリー番組で、KHBが制作し宮城県内で放送された。

 委員からは「リポーターが地元の人々の中に溶け込み、自然な表情や本音のコメントを引き出していてよかった」「復興に取り組む人々の、笑顔の奥にある覚悟が伝わってきた」「被災地の厳しい現実を自然なやりとりの中で表現していた」という評価があった。

 一方で「再生への道しるべをもっと具体的に示してほしかった」「4部構成だったが、中にはテーマと内容の整合性に違和感のあるコーナーがあった」「復興には長い時間がかかる。地元局として3年後、5年後までもフォローしてほしい」いう意見があった。

 番組制作者は「被災地の人々の生の声で震災からの2年を綴りたかった。今後も息長く取材を続けていきたい」と語った。