KHBグリーンキャンペーン「古川の母ちゃんが教えたいこと」について

開催日 平成26年5月28日(水曜日)

議題 KHBグリーンキャンペーン「古川の母ちゃんが教えたいこと」~子どもたちに伝えたい!命を育む大崎の自然~について

 5月28日(水曜日)午前10時30分からKHB東日本放送の本社4階特別会議室で、第398回東日本放送番組審議会が開催され、5月3日に宮城県内で放送されたKHBグリーンキャンペーン番組「古川の母ちゃんが教えたいこと」について審議した。

 この番組は、大崎市古川に住む主婦にスポットを当てて、子どもたちに自然の魅力や大切さを伝えようとする活動を紹介したもの。

 審議会では「主人公の主婦のことばに力強さがあり思いが伝わってきた」「自然と触れ合う子どもたちの表情が生き生きしていた」「渡り鳥の飛来などの映像が 美しかった」「1年におよぶ長期取材で、地域の地道な取り組みを紹介していることは地元メディアとして意味のあることだ」という評価があった。

 一方で「作り手からのメッセージが伝わってこなかった」「カメラワークや番組構成にもっと工夫の余地があったのではないか」「周辺取材などを行い人物像を掘り下げて紹介してほしかった」「話題を盛り込みすぎており全体として印象の薄い番組になった」という指摘があった。
 
  番組の制作担当者は「バイタリティー溢れる主婦の活動を通して自然の大切さを伝えてゆくことの重要性を訴えたかった。今後も自然と人との繋がりを継続的に取材していきたい」と語った。