「テレメンタリー2015 県境が分けた~置き去りにされた宮城県丸森町筆甫~」について

開催日 平成27年3月25日(水曜日)

議題 「テレメンタリー2015 県境が分けた~置き去りにされた宮城県丸森町筆甫~」について

 3月25日(水)東日本放送で第406回番組審議会が開かれ、「テレメンタリー2015 県境が分けた~置き去りにされた宮城県丸森町筆甫~」(放送:2015年2月25日(水)午前1時56分~午前2時26分)について審議しました。
この番組はKHB東日本放送が制作したドキュメンタリー番組で全国のテレビ朝日系列局で放送されました。
 委員からは「この題材を取り上げ真正面から取り組んだことを評価する」「内容が分かりやすく、短い放送時間内で適切にまとめられていた」「住民のインタビューからその心情が伝わってきた」「知識としては知っていたが、番組を観てさらに理解が深まった」という評価がありました。
 一方で「なぜこのような事態に陥っているのか、政府の対応などをもっと深く追求してほしかった」「放送が深夜なのでもっと視聴しやすい時間にしてほしい」という意見がありました。
 番組制作担当者は、「原発事故に伴う放射能問題というと福島県の問題という図式が出来つつあるように感じている。宮城県内にこのように苦しんでいる人々がいるということを伝えたかった。今後も宮城県の地元局として伝え続けていきたい」と話しました。