(1)「ナマサタ情報局」について (2)「テレビ朝日系列の報道に思うこと、望むこと」について

開催日 平成28年9月28日(水曜日)

議題 (1)「ナマサタ情報局」について
         (2)「テレビ朝日系列の報道に思うこと、望むこと」について

 9月28日午前10時30分からKHB東日本放送本社で、第421回東日本放送番組審議会が開催されました。第42期の初回にあたり委員の委嘱を行った後、互選により北村勝朗委員長、木須八重子副委員長を選出しました。続いて「ナマサタ情報局」について審議し、さらに「テレビ朝日系列の報道に思うこと、望むこと」というテーマで意見交換を行いました。
 「ナマサタ情報局」は土曜の午前9:30から放送している自社制作番組で、今回の審議対象は9月3日に放送されたものです。委員からは「ゆったりとした気持ちで見られる、週末の朝にふさわしい番組だった」「特集企画として航空自衛隊松島基地の復興感謝イベントを取り上げていたが、ブルーインパルスの復活飛行を待ちわびていた地元の人たちの思いが伝わってきた」「リオパラリンピックに出場した地元の選手を取り上げたことに好感を持った」という意見が出ました。一方で「全体的に緩いトーンで作られている印象があるので、話題を掘り下げるなど緩急をつけた方が良い」「地元プロスポーツについて時に厳しいスタンスでの放送が必要なのではないか」「もっと新しい企画に挑戦してほしい」という意見が出ました。
 番組担当者からは「週末情報や旅、グルメだけでなくニュースやスポーツ情報も取り入れ、男性にも支持される番組を目指している。いただいたご意見を参考にし、構成を工夫しながら番組を充実させていきたい」と語りました。
 次の議題「テレビ朝日系列の報道に思うこと、望むこと」については、「地方に生きる人たちの暮らしや文化をふまえた報道番組を制作して欲しい」「風化させてはならない戦争や災害については、視聴率にとらわれることなくタイムリーに取り上げて欲しい」「一般的に避難所での取材に対する被災者からの批判は少なくない。被災者のストレスを少なくする取材のありようを考えていかなければならない」などの意見が出ました。これらの意見は10月28日にテレビ朝日で開催される第85回テレビ朝日系列番組審議会委員代表者会議で報告されます。