「テレメンタリー2018 私の人生を返して下さい ~旧優生保護法 国が強制した不妊手術~」

開催日 平成30年7月25日(水曜日)

「テレメンタリー2018 私の人生を返して下さい~旧優生保護法 国が強制した不妊手術~」(2018年7月10日放送)

 7月25日16時30分からKHB東日本放送本社で、第440回東日本放送番組審議会が開催され、「テレメンタリー2018 私の人生を返して下さい~旧優生保護法 国が強制した不妊手術~」(2018年7月10日放送)について審議しました。
 委員からは「強制不妊手術というあってはならない事実を、被害者目線でしっかりと伝えていた。多くの人に知ってほしいと思える番組だった」「短い時間の中で要を得た構成だった。今現在もいろいろ差別があるという事を、改めて考えさせられる番組だった」「この放送で終わりではなく、今後も継続的に取材をして広く伝えてほしい」という評価がありました。
 一方で「不妊手術の件数が、なぜ宮城県が2番目に多いのかについて、詳しく説明をしてほしかった」「多くの人に知ってほしい番組だった為、放送時間や広報の方法を、もう少し工夫してほしかった」「当時は、いい事をやっていると思って不妊手術を行っている。この問題の根深さにもう少し焦点を当ててもよかった」という意見が出ました。
 番組担当者は「被害者の想いと、事実をしっかりと伝えたいと考え番組を制作しました。今日いただいたご意見を活かし、今後も継続的に取材を行い伝えていきたい」と語りました。