「仮想ライブ空間で宮城の名産を売ってみた」

開催日 2020年1月22日(水曜日)

 1月22日(水)午前10時45分から、KHB東日本放送本社で第454回東日本放送番組審議会が開催され、「仮想ライブ空間で宮城の名産を売ってみた」について審議しました。
 ライブストリーミングサービスのSHOWROOMとKHBがコラボレーションした番組の第2弾で、アイドルから芸人、素人まで誰でも参加し視聴できるSHOWROOMを舞台に、司会にお笑い芸人のカミナリ、ゲストプレイヤーに石森虹花(欅坂46)を迎え、SHOWROOM配信者の高橋あゆみ、楠ひなた、穂木の香が生配信で宮城県の名産品を紹介し、ネット上でリアルタイム販売。この模様を放送し、プレーヤーが販売個数を競うとともに、宮城の名産を紹介しました。
 委員からは、「ライブストリーミングサービスをテレビ番組で放送したことは興味深い取り組みで、宮城の名産品のPRにつながったのではないか」「名産品の紹介はそれぞれのエピソードが丁寧に紹介されていて商品価値を高めた」「SHOWROOMERとアイドルというプレーヤーの組み合わせが絶妙で、司会のカミナリは芸人ならではの秀逸な話術で好感が持てた」という評価がありました。
 一方で、「商品を購入したネットユーザーとプレーヤーのやり取りが詳しく表現されれば、ネット上でのリアルタイム販売の楽しさが、より表現できたのではないか」「プレーヤーの商品紹介がもう少し詳しく丁寧であれば、宮城の名産品の魅力が更に伝わったのではないか」という意見が出ました。
 番組担当者からは「番組の演出とライブストリーミングのルールとのマッチングに難しさを感じましたが、テレビとネットの融合には可能性を感じました。いただいた意見を真摯に受け止め、今後もより良い番組制作に取り組んでいきます」と述べました。