テレメンタリー2021「拭えぬ不安 避難計画~福島の教訓はどこに~」

開催日 2021年7月28日(水曜日)

 7月28日(水)午前10時45分から、東日本放送・本社で第468回番組審議会が開催されました。今回は、テレメンタリー2021「拭えぬ不安 避難計画~福島の教訓はどこに~」(KHB放送2021年6月28日25:31~26:01)について審議しました。この番組は東日本放送が企画・制作したドキュメンタリー番組で、テレビ朝日系列全局で放送されました。

 委員からは、「私たちにとって重要かつ難しいテーマを取り上げ、『避難計画』の中の避難経路に話題を絞って分かりやすく伝えていた」「図解や資料映像の活用など視覚的な工夫があり、理解が深まった」「地元の様々な人々のインタビューで構成されていた」といった評価がありました。
 一方で、「専門用語の説明が足りなかった」「国に対する取材だけでなく、宮城県ほか地元の自治体や東北電力へのインタビューも構成してほしかった」「『福島の教訓』というワードに違和感をもった」「地元メディアとして今後も継続して伝えてほしい」といった意見がありました。
 番組担当者は「短い放送時間の中で何をどのように伝えるか、番組の構成や編集を工夫したが、描き切れなかったことも多いので、今後も取材を重ね、継続して番組を作って行きたい」と述べました。