めざせ!頂点

開催日 2021年2月24日(水曜日)

 2月24日(水)午前10時45分から、KHB東日本放送本社で第463回東日本放送番組審議会が開催され、「めざせ!頂点」について審議しました。
 この番組はKHBの自社制作番組で、宮城県と宮城県教育委員会の後援を受け毎週土曜に放送しています。県内の高校の部活動を密着取材し、厳しい練習に励み“頂点”を目指す高校生たちの姿を描くドキュメンタリー番組です。今回合評の対象となったのは1月23日(土)に放送した回で、仙台大学附属明成高校の男子バスケットボール部を取り上げたものです。このチームは2020年12月に開催されたウインターカップ2020(第73回全国高等学校バスケットボール選手権大会)で、3年ぶり5回目の頂点に立ちました。コロナ禍の影響で、3年生にとっては今シーズン最初で最後の全国大会。番組では、チームの柱となる2年生の山崎一渉選手を経験豊富な3年生たちが支え、全国のライバルたちと激戦を繰り広げて優勝をつかんだ熱闘の軌跡を描きました。
 委員からは、「名将として知られる佐藤久夫コーチの優れた指導と、その期待に応える選手たちのひたむきな姿に感動した」「準々決勝から栄冠を勝ち取るまでの熱戦がテンポ良く編集され、番組のタイトルに相応しい内容だった」「トップレベルの選手たちが寮で見せる姿は、高校生らしさにあふれて好感が持てた」といった意見が出ました。
 一方で、「試合のシーンが多かったが、ポジションの役割やルールなどについてもう少し詳しい説明があれば、より楽しめたのではないか」「できれば選手一人ひとりの成長ぶりをもっと描いてほしかった」といった要望がありました。
 番組担当者からは「コロナ禍でも今できることに真摯に取り組み頂点を目指す選手たちの姿を紹介しようと、様々な制約の中、取材を行いました。いただいたご意見を今後の番組制作に生かしていきます」と述べました。