開催日 2025年10月22日(水曜日)
10月22日(水)午前10時30分から、東日本放送・本社(太白区あすと長町)で第510回番組審議会が開催されました。
対象番組は、khbが企画制作し先月放送した、khb開局50周年記念「あすとつながるテレビ~宮城がもっと好きになる日~」内のコーナー、「この海をミライに」です。この企画は海水温の上昇による影響で宮城の海に起きている異変を伝えるもので、khbアナウンサーの潜水リポートや、海の変化に対する取り組みを紹介しました。
委員からは、「環境変化をネガティブに捉えるのではなく、新たな可能性を示していた」「鈴木奏斗アナウンサーの潜水リポートは臨場感があり、宮城の海の現状を知ることができた」「小学生や高校生を巻き込んだアマモ再生プロジェクトや未利用魚の商品開発など、海の未来を守ろうとする姿勢を感じた」「地元アイドルや芸能人の起用により現状の課題がかみ砕かれ、自分事として考えさせる構成で、視聴者への訴求力があった」という評価がありました。
一方で「ホヤやカキの生育の変化は食文化に影響するので、地域の関連産業に与える影響についても取り上げて欲しかった」「視聴者が具体的に応援・参加できる方法の提示が不足していた」という意見がありました。
番組担当者は「視聴者が応援できる仕組みを改めて考えていく。いただいたご意見は今後に活かしていきたい」と述べました。