KHBドキュメント「津波を撮ったカメラマン ~気仙沼を見つめた1828日間の記録~」

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古里・気仙沼を襲った巨大津波。その一部始終をKHB気仙沼支局の千葉顕一カメラマンが撮影しました。自らも被災しましたが、あの日以来、精力的に取材を続けています。膨大な取材テープに映る被災者の姿。両親を失い、支え合って生きる姉妹。妻の死を悔やみ続ける夫。ようやく住宅再建を迎えた男性。「震災の教訓を伝えていく」。被災地に生きるカメラマンがファインダー越しに見つめた1828日間の記録です。

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ファインダー越しに見つめてきた古里の復興
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安波山から見た気仙沼
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間もなく住宅を再建する男性を取材
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自宅跡地を訪れて・・・
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津波を撮影した場所に立つ

ニューヨーク・フェスティバルで国連賞銅メダル

 KHB東日本放送が制作したテレメンタリー「津波を撮ったカメラマン」が日本時間の4月18日(水曜日)午後にニューヨーク・フェスティバルで「国連賞」の銅メダルを獲得しました。

 「ニューヨーク・フェスティバル」は、1957年に創設された世界最大規模の国際コンテストで、特にコミュニケーション・メディア・コンペティションの分野で高い評価を受けています。今年のテレビ番組部門には、世界50ヵ国以上から作品が寄せられ、3次におよぶ厳しい審査で受賞作品が決まりました。

 KHBが出品した「Heartache and Hope Through the Viewfinder - 49Days of Life and Death(日本名:津波を撮ったカメラマン 生と死を見つめた49日間)」は、Best News Documentary/Special部門のファイナリスト(奨励賞)に選ばれ、さらに国連賞の銅メダルを獲得しました。「国連賞」(金・銀・銅)は、世界的な社会問題や国連が認めた優れた番組に贈られる賞です。

 KHB気仙沼支局の千葉顕一カメラマンが、ラスベガスのヒルトンホテルで行われた受賞式に出席しました。

千葉顕一カメラマンの談話】

素晴らしい賞をいただきとても光栄です。これからも地元・気仙沼に密着して復興の様子を取材し、発信し続けていきます。報道を通して少しでも気仙沼のみなさんの力になれたらと思います。

授賞式

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