めざせ!頂点

担当者のつぶやき

須江監督の言葉 2025.8.30

去年の悔しさをバネに厳しい練習に取り組んできた育英ナイン。その努力は尊いと須江監督は目を細めます。甲子園の切符を手にしたという「結果」ではなく、やり切った「過程」を評価しているのです。

宮城大会の決勝翌日、甲子園メンバーを決める紅白戦が行われるのが慣例です。

メンバー発表の際、須江監督は選手にこう伝えました。「親は子どもの夢が叶うことを祈っている。でも頑張ってくれたらそれでいい。何か好きなものに出会って、仲間と共に一生懸命最後までやってくれたら花マルだ。」

甲子園での沖縄尚学戦。選手たちは指揮官の言葉を体現し、見るものに感動を与えました。

須江監督の言葉
須江監督の言葉

インターハイ連覇へ向けて! 2025.7.26

去年のインターハイを制した東北高校女子ソフトテニス部。全国優勝の立役者の一人が天間麗奈さん。

全日本シングルスで史上最年少の16歳で優勝を果たすなど、将来を嘱望されています。

指導する中津川監督も「天間さんのしなやかなプレーは良い意味で脱力していて、数十年に一人の選手」と太鼓判を押します。

東北高校は、絶対的エースを中心にインターハイ連覇を狙います。

インターハイ連覇へ向けて!
インターハイ連覇へ向けて!

インターハイで常盤木旋風を! 2025.6.28

陸上競技の名門・常盤木学園が、県総体で総合優勝(6連覇)を飾りました。

今回注目したのは4×100mリレー。持ち前のチームワークを発揮して県総体を制すると、続く東北大会ではチーム新記録の47秒78で優勝しインターハイ出場を決めました。

偉大な先輩が言っていた「ポジティブ、ポジティブ、心フラット」を合言葉に、いつでも前向きに平常心でレースに臨むリレーチーム。

インターハイ陸上競技は7月24日から広島市で行われる予定です。 常盤木学園の活躍が楽しみです。

インターハイで常盤木旋風を!
インターハイで常盤木旋風を!

伝統校に吹く新たな風 2025.5.31

創部から47年の歴史を持つ古川黎明高校なぎなた部に、去年初めて5人の男子部員が入部し、そのうちの一人が全国大会へ出場すると聞いて早速取材しました。

女子の競技というイメージが強かったので、男子部員に入部の理由を聞くと「なぎなたは経験者が少ないから始めやすい」、「もともと空手をしていて、それにつながる武道を経験したい」などと話していました。

なぎなた部をまとめる部長は「男子が入部してから試合形式の稽古がより活気づいているのでお互いに高めあっていきたい」と教えてくれました。

なぎなたの伝統校に、新しい風が吹いています。

伝統校に吹く新たな風
伝統校に吹く新たな風

新しいチームのカタチ 2025.2.25

高校の部活動では指導者の力量がチームに大きな影響を与えます。練習メニューや試合での戦術を考えたりするのも監督やコーチがほとんどではないでしょうか。

ところが先日取材した聖和学園女子サッカー部では、去年から部員の主体性を尊重した“ボトムアップ”という取り組みが採用されていました。練習中に気になった点は、すぐに仲間同士で話し合い解決策を見つけます。さらに試合のスタメンは選手同士の投票で決まります。「チームは部員が作る」というスタンスなのです。

聖和学園女子サッカー部OGでもある曽山監督は「部員の考えが甘いところもあるので、どうやって課題に気づかせるかが難しい」と話し、部員とともに試行錯誤しています。 積極的にコミュニケーションを図り、部員たちの人間性を養うボトムアップに、令和の部活動のカタチを見た気がします。

新しいチームのカタチ
新しいチームのカタチ

日常が戻ってきた 2023.6.14

久しぶりの更新です。この番組は今年4月から月1回最終日での放送になってしまいました。

コロナ禍での観戦規制が緩和されて今年の高校総体には多くの父兄や部員、一般生徒の方々が会場に足を運んでいました。一部観戦制限のある競技もありましたが、多くの競技では制限が撤廃されて会場に大きな声援が響き渡っていました。陸上競技の最終種目のマイルリレーでは部員や父兄たちが大きな声で母校名を叫んで応援していて「青春は蜜」という日常が戻ってきました。バスケットボールやサッカー会場には出場校以外の高校の生徒たちの姿もあり強豪校のプレーに見入っていました。このままこの日常が続く事を願います。

突然の訃報に接して驚きました。番組で何度か取材させて頂きました仙台大附属明成高校バスケットボール部の佐藤久夫監督が6月8日に亡くなりました。前任の学校から含めて数多くの全国タイトルを獲得して多くの優秀な選手を育てあげた名伯楽です。自分より背の高い部員たちを鋭い眼光で見上げながら厳しく指導する姿が脳裏に焼き付いています。心よりお悔み申し上げます。

日常が戻ってきた
日常が戻ってきた
日常が戻ってきた
日常が戻ってきた

勝負に拘る直向な姿 2022.10.13

9月28日から30日に山形で開催された東北高校陸上新人大会。

4×400mリレー、通称マイルリレー予選。100m、200m走で県内上位の実力者のアンカーが4位でバトンを受け取った。1位とは10m近く、前を行く3位と2位のランナーにも5m近く離されている。必死に前を追いかける。2位以内に入らなければ決勝レースには自動的に進めない。バックストレートに入り少しずつ差を縮める。しかし、100m、200mではトップレベルでも400mは違う競技に等しい。2位に入っての決勝進出は厳しいかなと思っていた。

第3コーナーに入り3位と2位の背後まで追い着いた。ホームストレート、400m専門の選手でもここからがきつくなり失速してしまう事がある。疲労蓄積がピークになりかわすのは厳しいかなと思っていた。

ところが残り50mくらい、100m、200mでは綺麗で躍動感溢れるフォームを見せるアンカーが手を大きく前後に振り、首を左右に傾けながら太腿を上げて必死のラストスパート。足で走るというよりは全身を使って力を振り絞り前を行くランナーに追いついた。最後は2人をかわして2位に滑り込んで決勝進出を決めた。3位とは僅か0秒27の差だった。

首と肩を左右に大きく振ってのなりふり構わぬような走りに鳥肌が立った。県大会の4×100mリレー、女子はこの大会の4×100mリレーでミスをして思うような結果を残せていなかっただけに2位を奪い取った彼の走りには特段の感動を覚えた。

やはり、高校生が直向に勝負に拘る姿は人々に感動を与える。

東北高校陸上新人大会
東北高校陸上新人大会
東北高校陸上新人大会
東北高校陸上新人大会

コロナとの闘い続く 2022.9.28

久しぶりの更新になりました。

今年3月、コロナ変異株による感染者急増を受けて部活動自粛要請があり取材が厳しくなったことから番組は2回目の休止に追い込まれました。現在は放送再開しています。 6月の高校総体は無事に開催されましたが実戦形式での練習不足からか本来の力を発揮出来ずに敗退してしまったチームもありました。しかし、四国インターハイでは陸上競技男子3000m障害で利府の齊藤大空君(3年)、女子800mで壁谷衿奈さん(2年)、そしてボートの男子ダブルスカルで石巻が見事に優勝し入賞も大勢でて目覚ましい結果を残してくれました。

コロナの感染状況が落ち着いてきた事もあり、9月から新人大会がはじまり7日から開催された陸上競技では保護者の観戦が認められました。大会新が5つも出て、仙台青陵中高、泉館山、仙台向山などの躍進もあり素晴らしい大会になりました。 その後、感染者数は減少傾向にありますが寒くなるにつれてどうなるか予測がつきません。何とかこれから予定されている大会が無事に開催される事を願うばかりです。

コロナとの闘い続く
コロナとの闘い続く

昨年末からの動向 2022.2.22

昨年末から年始にかけて開催された全国大会に上位進出が期待された各校が出場した。ラグビー、サッカーの仙台育英、バレーボール男子の仙台商業、バスケットボール男子の東北、バスケットボール女子の仙台大明成、聖和学園は初戦で敗れたチームもあるがあと少しでベスト8、ベスト4に進出出来た。バスケットボール男子の仙台大明成は連覇が期待されたが惜しくもベスト4、バレーボール女子の古川学園は見事決勝に進出、惜しくも敗れはしたが堂々の準優勝を果たした。

1月中旬からまたコロナの新たな株が猛威を振るい始め、バスケットボールの新人大会が準決勝、決勝が行われる最終日が中止になった。その後は更に感染者が増えて自粛要請で2月は部活動がまた出来なくなってしまった。

何度も同じ事が繰り返されて生徒、先生も疲弊している。2月中旬になって少しずつ感染者数が減ってきているので早く部活動が再開して欲しいし、今は3月中旬から下旬にかけて全国各地で開催予定の各種競技の全国選抜大会が開催される事を願うばかりだ。

昨年末からの動向
昨年末からの動向
昨年末からの動向
昨年末からの動向
昨年末からの動向
昨年末からの動向

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