2023年1月13日(金曜日)方言五七五

解説
 
お正月の地域風物詩の笛や太鼓が聞こえて、次は我が家ってワクワクドキドキ。
獅子舞の祈祷にありがたくお小遣いを納めて、笑顔が出ちゃったって記憶を思い出して一句。
 
『獅子舞で
     お小遣いあげて
        福笑い』

解説
 
のど自慢で、ゲストが五木ひろしさんだったときに、歌っている姿を見て私にばあちゃんが「すかわきよすうだってやのが?」と言ってきて、私は「は?誰の事?」と聞いたら「あれ!あのはごねはづりのはんずろうだった人よ」というので、「これ、五木ひろしだよ!」と教えてあげました。
五木ひろしを氷川きよしと見間違えたら、そりゃ老けて見えるだろうし面白いなと思い、俳句にしました。
 
 『歌っていたの
     氷川きよしか?
        老けたなぁ』

解説
 
 今年30歳になる弟がいるのですが、子供を叱るようにガミガミ言ってしまいます。
その光景を父は笑って見ていますが、その父も姉達が揃うと、ガミガミ言われていました。
 
 『姉様に
     いくつになっても
        ガミガミ言われる』

解説
 
実家での会話です。大体の事は、あいず、こいず、そいず、あそご、こご、そごなどの指示語で通じてしまいます。
『あそこらへん
     ここらへんよりは
       あるかもしれないね』

解説
 
おじいさんが旧友から来た年賀状を見て一言です。達筆なんだか汚い字なんだか、さっぱり読めないと頭を抱えていました。
 
 『達筆を
     通り越して
       字が汚い』