KHBドキュメントスペシャル 「被災地に生きる ~2021年春~」

KHBドキュメントスペシャル 「被災地に生きる ~2021年春~」6日(土)午後2時 KHBドキュメントスペシャル 「被災地に生きる ~2021年春~」6日(土)午後2時

最愛の家族、かけがえのない故郷を奪い去った東日本大震災

KHB東日本放送は、被災地のテレビ局として、被災者、そして被災地の歩みを伝え続けてきました。

あの日から10年・・・、私たちは再び訪ね歩き、被災者が歩んだ日々を見つめます。

第一章 生と死を見つめて

必ずこの手で…
妻を捜し潜り続ける夫

震災後、潜水士の資格を取得し、行方不明の妻を捜す夫。

「早く見つけてやりたいけど、難しい」 時間の経過とともに、捜索は厳しさを増しています。

それでも再会を待ち望み、いつものように海へ。
最愛の妻を必ずこの手で…。

必ずこの手で~海の底で待つ家族へ~

娘を亡くした母親
姉を亡くした妹

天真爛漫で、誰にでも優しかった娘。
幼稚園に行ったまま、帰ってくることはありませんでした。

母親の心の時計は止まったまま。
3つ下の妹も、幼いながらに現実と向き合っていました。

最愛の家族を亡くした遺族が歩んだ10年の記録。

悲劇の幼稚園バス~なぜ、わが子が犠牲に~

第二章 未来の命を守るために

救えなかった命
亡きわが子への誓い

「息子の死を無駄にはしない」 そう誓い、あの日の悲劇を語り継いでいる夫婦。

2人が訴えるのは、企業防災の在り方。

いつか、どこかで、再び起きる災害。
二度と同じ思いをする人が出ないことを願っています。

語り部になった夫婦亡きわが子への誓い

1000年後の命を守る
中学生たちの歩み

震災翌月に、女川中学校に入学した生徒たち。
津波の教訓を後世に伝えようと、立ち上がりました。

目標は、津波が襲った町内21カ所に石碑を建てること。
合言葉は“1000年後の命を守る”。

1000年先まで語り継ぐ、大震災の記憶。

女川いのちを守る会~1000年後へのメッセージ~