「みどりの日」自然環境功労者環境大臣表彰

「みどりの日」自然環境功労者大臣表彰授賞式

2010年4月29日(木曜日)

 khb東日本放送(本社・仙台市)は今年度の「みどりの日」自然環境功労者大臣表彰(「自然ふれあい部門」)を受けました。授賞式は4月29日(木曜日・祝日)午後1時から東京都の新宿御苑で行なわれ、東日本放送の伊藤裕造社長が小沢鋭仁環境相から表彰状を受け取りました。
 「みどりの日」自然環境功労者大臣表彰は、自然環境の保全に関して功績のあった個人や団体を顕彰することによって自然環境の保全について国民の認識を深めようというもので、放送局が表彰されるのは全国で初めてのことです。
 今回の表彰は、宮城県民の水がめとも言われる七ヶ宿ダムの上流での植樹活動(「七ヶ宿水源文化の森づくり」1992年から継続)など、1990年から実施している「khbグリーンキャンペーン」の番組や関連イベントを通して、環境保全および普及啓蒙に取り組んできたことが認められたものです。

 khbが表彰を受けた4月29日は、「khbグリーンキャンペーン植樹祭」の開催日で、毎年この日に参加希望者とともに、七ヶ宿水源文化の森で植樹を行なっています。今回はkhb開局35周年記念事業の一つとして実施し、一般招待者やkhb社員、地元の「湯原緑の少年団」の子どもたちなど190名が、柏木山の長老湖付近で、オオヤマサクラやコナラ、ケヤキなどの植樹を行ないました。今年の植樹本数2910本を含めますと、これまでの植樹本数の合計は5万本を越えます。仙台市から参加した親子連れは「小学生の息子と初めて参加しました。私たちが植えた苗木が大きくなって、豊かな森となり、美味しい水を与えてくれることを楽しみにしています」と語りました。
 なお、khbグリーンキャンペーン特別番組として5月9日正午から55分間「水源の町・七ケ宿を未来につなぐ」を宮城県内で放送し、環境保全の重要性を訴えます。

  • 「みどりの日」自然環境功労者大臣表彰授賞式1
  • 「みどりの日」自然環境功労者大臣表彰授賞式2
  • 「みどりの日」自然環境功労者大臣表彰授賞式3
  • 「みどりの日」自然環境功労者大臣表彰授賞式4

khbグリーンキャンペーン 「七ヶ宿水源文化の森づくり」
「みどりの日」自然環境功労者環境大臣表彰 決定

2010年4月19日(月曜日)

 khb東日本放送が1992年から取り組んできた「七ヶ宿水源文化の森づくり」により、「みどりの日」自然環境功労者環境大臣表彰を受賞することになりました。 これは、自然環境の保全に関して功績のあった個人や団体を顕彰することによって、自然環境の保全について国民の認識を深めようという政府の表彰事業です。 khbは放送局としては全国初の受賞となります。
 表彰は、「保全活動」「いきもの環境づくり・みどり」「自然ふれあい」「調査・学術研究」「国際貢献」の5部門からなり、khbは「自然ふれあい部門」での受賞となります。
 今年は5部門あわせて全国で34の個人と団体が受賞します。 このうち「自然ふれあい部門」では、khbを含む個人と団体の7件が選ばれました。
 この自然環境功労者の表彰は1999年にスタートし、これまでに全国368の個人・団体が受賞しています。 このうち宮城県からの団体での受賞は、「牡蠣の森を慕う会」(1999年)、「日本雁を保護する会」(2001年)、「三陸道の自然を守る会」(2005年)、名取市立閖上中学校(多年草ハマボウフウの保護、2006年)、「蕪栗ぬまっこくらぶ」(淡水魚ゼニタナゴの繁殖、2006年)の計5団体で、khbは6件目。 放送局としては全国初の栄誉に輝きました。
 khb東日本放送は、「緑豊かな宮城の自然を未来の子どもたちに残したい」との願いを形にしようと、開局15周年の1990年に「khbグリーンキャンペーン」を始めました。 番組やイベントで自然の大切さを訴えるとともに、蔵王連峰のふもとにある七ヶ宿ダム上流に1992年から「七ヶ宿水源文化の森」をつくる植樹も続けてきました。 これまでの18年間で計4万8120本の苗木を植えました。
 受賞にあたっては、番組やイベントを通じて自然の大切さを訴え、永年にわたる地道な緑化活動や植樹活動に取り組み、自然と子どもたちが触れあえる機会を創出したこと、また、ダム上流に植樹を続け森林保全を図るなど、環境保全及び普及啓発に尽力したことが評価されました。
 khb東日本放送では、今後もこうした活動を継続し環境保全に取り組んでいくとともに、4月18日にオープンした「ぐりりの森」(宮城・利府町)など新たな森づくりにも力を入れ、地域貢献に努めていきます。
 なお、表彰式は2010年4月29日(昭和の日)、東京の新宿御苑で行われ、小沢鋭仁環境相から伊藤裕造社長に表彰状が渡される予定です。 同じ日、khbは今年も「七ヶ宿水源文化の森」で植樹祭を行います。 0.97ヘクタールの敷地にオオヤマザクラ、コナラ、ケヤキの苗木2910本を植えます。

代表取締役社長・伊藤裕造の談話

 「当社の自然環境保護への取り組みを評価して頂き、心より感謝致します。 今でこそ、地球環境問題への関心は高くなりましたが、我々の先輩が取り組み始めた当時は、植樹活動への参加申し込みも、それほどではありませんでした。 その地味な活動を継続していく重要さを認識して頂けたことを何よりうれしく思います。 また、地元七ヶ宿町、森林組合の皆様のご協力、植樹に参加して頂いた宮城県民の皆様のおかげです。 ありがとうございました。
 khbは今年開局35周年を迎え、メディアとしてさらにグリーンキャンペーンを強化するとともに、森づくりの実践にも力を注いでいきます」

  • 植樹祭1
  • 植樹祭2

              2009年4月29日の植樹祭