東日本大震災で犠牲となり身元が分からない人の慰霊法要が宮城県石巻市の霊園で行われ、石巻市長や僧侶らが犠牲者を供養しました。

 身元不明者の慰霊法要は、石巻仏教会が震災後毎年行っています。

 齋藤正美石巻市長や奈良県唐招提寺の僧侶らが出席して、十三回忌法要が営まれました。

 石巻仏教会桂田文隆会長「十三回忌、一つの区切りではございますが、まだまだ震災で不明の方がおります。皆さんとご冥福をお祈りしたいということでございます」

 霊園には震災後、647人の身元不明者の遺骨が納められ、これまでに620人の遺骨が遺族に引き渡されましたが、27人ついては今も身元が分かっていません。