自民党の派閥の裏金事件が発覚後、初めての国政選挙だった3つの補欠選挙は立憲民主党がすべての議席を獲得、自民党は不戦敗も含めて全敗しました。

 今回の補欠選挙で唯一、与野党対決だった衆議院島根1区では立憲民主党の公認で元国会議員の亀井亜紀子(58)さんが自民党の新人錦織功政(55)さんを破りました。

 また、9人で争われた東京15区は立憲の酒井菜摘(37)さんが当選しました。

 そして、立憲民主党と日本維新の会の野党対決となった長崎3区では立憲の山田勝彦(44)さんが当選しました。

 今回、補選の対象となった3つの選挙区はいずれも自民党の議席でしたが、自民党はすべての議席を失い、岸田総理大臣の政権運営や解散戦略にも影響が出そうです。