仙台空港アクセス鉄道で、刃物などを持った不審者に対応する訓練が行われました。

 訓練は、2023年7月に大阪府泉佐野市のりんくうタウン駅で起きた傷害事件を教訓に、刃物や長い棒を持った不審者を想定して行われ、警察と仙台空港アクセス線の職員など20人が参加しました。

 訓練の講師は宮城県警で逮捕術を指導する警察官が務め、運転士や乗務員たちに防御用の盾の使い方について説明がありました。

 警察官からは、不審者との距離は2メートル以上確保することや大きな声で乗客を誘導し周囲に助けを求めることなどが伝えられました。

 運転士「お客様の命を守ることを念頭に置くことが大事で、その中で自分もしっかり傷つかないようにお客様を守れるように誘導していきたい」

 仙台空港アクセス鉄道では、列車内やホームでより実践的な訓練を行っていくということです。