家庭で余った食品を支援が必要な人に提供するフードドライブの取り組みが、2月から宮城県内のファミリマートで始まっています。

 この取り組みは、コンビニエンスストアのファミリーマートが2021年4月から全国900以上の店舗で実施しているもので、県内では14日から仙台市や富谷市、大崎市などの16の店舗で始まりました。

 店舗内に設置した専用の箱に家庭で食べきれない食品を入れると、NPO団体を通じて子ども食堂や困窮するひとり親家庭などに提供されます。

 未開封、常温保存が可能、賞味期限まで2カ月以上などの条件を満たせば誰でも持ち込み可能です。

 NPO団体は、身近な店に常設の回収場所があることで、継続的な支援につながればと期待を寄せています。

 ふうどばんく東北AGAIN富樫花奈理事「皆さんが、最寄のコンビニは身近に使うお店でもあるのでそういうところに回収ボックスがあるというのは、いろんな人に見てもらって協力してもらう機会が一つ、チャンスがいただけたのではないかとありがたく思っています」

 ファミリマートでは今後、実施店舗を増やしていく方針です。