高校野球、春のセンバツへとつながる秋の宮城県大会に仙台育英が登場しました。甲子園初優勝から約１カ月、新チーム初の公式戦です。

　登米総合産業との２回戦。仙台育英のスタメンには、１番から５番まで甲子園で活躍した２年生が名を連ねました。

　育英は１回、満塁のチャンスで４番齋藤陽が走者一掃のタイムリー３ベース。一挙５点を先制します。

　先発は甲子園でもマウンドに上がった仁田。球威のあるストレートと、落差の大きい変化球に相手打線のバットが空を切ります。

　打線は３回に湯浅。４回には鈴木拓斗。この秋にスタメンを勝ち取った１年生２人にもタイムリーが飛び出しました。

　甲子園メンバーと新戦力がうまくかみ合い、新チーム公式戦初勝利です。

　須江航監督「下位打線が上位打線とかみ合ってくれたら理想の野球ができる可能性がある。選ばれたことを自信にありのままの自分を出してほしい」