政府は、2023年5月のG7広島サミットに伴う科学技術大臣会合を仙台市で開催すると発表しました。仙台市は、市役所内に新たな部署を設け準備を加速させます。

 郡仙台市長「仙台の持っている科学技術を利用した街まちづくりですとか、国際会議を重ねてきた実績も高く評価していただいたと思っております」

 仙台市はこれまで、宮城県や東北大学などと協議会をつくり、関係閣僚会合の誘致に取り組んできました。

 東北大学で建設されている次世代放射光施設ナノテラスなどをPRし、最先端の科学技術都市であることを世界に発信したいと訴えてきました。

 関係閣僚会合が仙台市で開かれるのは、2016年の財務大臣・中央銀行総裁会議以来2回目です。

 仙台市は、2023年の科学技術大臣会合の主な会場として、太白区秋保町のホテル佐勘や青葉区のウェスティンホテル仙台、泉区の仙台ロイヤルパークホテルの3カ所を提案しています。

 会合の開催に向けて仙台市は、22日に市役所内にG7科学技術大臣会合推進室を新たに設け、準備を加速させる考えです。