安倍元総理の国葬を受けて、仙台市には公共施設の爆破をほのめかす脅迫メールが届いていて、仙台市交通局では地下鉄の駅構内の巡回を強化するなど警戒を強めています。

 新田智紀記者「仙台市への脅迫メールを受けて、地下鉄構内では駅員が不審物が無いか巡回を強化しています」

 仙台市によりますと8月、国葬を中止しなければ児童、生徒を誘拐するという内容や、逆に実施しなければ公共施設を爆破するといった内容の脅迫メールが届いていて、警察に通報したということです。

 これを受け仙台市交通局では連日、地下鉄のすべての駅で構内の巡回を強化していて、27日も駅員らが施錠されていないコインロッカーの中や、自動販売機の裏側など不審物がないか入念に確認していました。

 仙台市によりますと、今のところ不審物の発見や被害の報告は無いということです。