仙台空港の利用客向けの駐車場で、2023年春から大規模な太陽光発電が行われることになりました。二酸化炭素の排出削減などが狙いです。

 仙台空港を運営する仙台国際空港によりますと、太陽光発電が行われるのは空港ターミナルビル南側の第1駐車場です。

 1279台分ある駐車スペースの半分で、屋根にソーラーパネルを備えたカーポート型の太陽光発電設備を設置します。

 この取り組みは二酸化炭素の排出削減や、ターミナルビルで使用する電気料金を抑えることが狙いで、発電した電気はターミナルビルで使用するということです。

 設備の設置に伴い1台当たりの駐車スペースが広がるため、第1駐車場に停められる車の数は減りますが、減少分は第2駐車場を211台分拡大することで補うことにしています。

 整備にかかる費用の50%は、国の補助金を活用します。

 太陽光発電設備は、2023年3月末に完成する予定です。