歓送迎会シーズンとなり、仙台市青葉区の飲食店では客足が戻り売り上げは感染拡大前にまで回復しつつあるとの声が聞かれました。

 1974年創業の飲食店、斎太郎です。

 斎太郎本郷修司店長「過去2年と比べるとだいぶお客さんが戻ってきてくれて、(月の売り上げは)9割方、コロナ前の水準に戻ったかなっていう感じはしてます」

 こちらの店では、新型コロナの感染拡大を受け1カ月の売り上げが感染拡大前の1割ほどに落ち込んだ時期もあったということです。

 斎太郎本郷修司店長「時短や休業でお店が通常に運営できない状態で、(1カ月の)売り上げ的にも1割行かないくらいだったですね、コロナ前の」

 3月末まで提供している、タラの白子やあん肝などをふんだんに使った痛風鍋が大好評で、2022年の秋頃から徐々に客足が戻り、現在は売り上げが感染拡大前の9割ほどにまで回復したということです。

 特に送別会が多く開かれる3月は、多い日では1日に10組ほどの予約が入る日もあったということです。

 斎太郎本郷修司店長「(コロナが落ち着いて)やっと来れるようになった、という声をすごく聞くので、そういう人が増えてきて、いつもの日常が取り戻せたらいいなと思います」