カツオとビンチョウマグロの水揚げ好調が後押しとなり、宮城県の気仙沼市魚市場の水揚げ金額が、震災後最高額となることが確実となりました。

 気仙沼漁協によりますと、2023年の水揚げ金額は11月18日時点で220億7347万円で、震災後最高額となることが確定したということです。

 この額は、2015年に記録した震災後最高額の約212億円を既に8億円ほど上回っているということです。

 気仙沼漁協臼井靖参事「やはり200億円という水揚げを目標にやっていますので、超えたということは関係者の皆さんのおかげですし、地域にとって大変喜ばしいことだと思いますね。カツオ、あとビンチョウが好調に推移したということですね」

 カツオとビンチョウマグロの水揚げが好調だったことや単価が高かったことなどが後押しとなり、この2種類だけで総水揚げ高の半分以上を占める119億9237万円だったということです。