7月に宮城県内でのアユ釣りが解禁されるのを前に、気仙沼市の川でアユの稚魚が放流されました。

 放流を行ったのは気仙沼大川漁業協同組合の組合員で、19日は市内を流れる大川のおよそ10地点をまわりながら、あわせて100キロほどのアユの稚魚を放流していきました。

 放流されたアユの稚魚は6〜7センチの大きさですが、漁の解禁までには20センチほどにまで成長するということです。

 気仙沼大川漁業協同組合菅原元組合長「天気はこの通り暑いくらい雨が欲しいです。雨降って水量があって川の範囲が広くなる。そうすると魚が自由に広がって(エサを)食べるところがいっぱいできる」

 県内のアユ釣りは7月1日に解禁され、大川では12月末まで行われます。