宮城県産乾のりの初入札が、宮城県塩釜市で行われ、前年の2倍の価格で取り引きされました。

 入札会には、石巻市や七ヶ浜町など宮城県内各地で生産された乾のり約2500万枚が並び、全国から参加した買受人が色や味、香りを確かめました。

 宮城県漁協によりますと、海水温が高かった影響で育苗が例年より10日以上遅れましたが、11月半ばの低気圧で水温が下がり栄養分が行き渡ったことで色が濃く、量も多いということです。

 2日の入札では、100枚当たり平均1795円と前年の2倍の価格で取り引きされました。

 宮城県漁協 鈴木信悦のり部会長「前年よりは全然色はあるので、いいと思います。おいしいノリなのでぜひ食べていただきたい」

 乾のりの出荷は、2024年5月まで続きます。