宮城県多賀城市の東北歴史博物館で4月から開催される、世界遺産 大シルクロード展の記者発表会が県庁で行われました。

 この展覧会はkhb東日本放送などが主催し、東京都と福岡県に続き宮城県で開催されます。

 紀元前2世紀ごろから10世紀ごろにかけて、東西の交流と通商のルートとして重要な役割を果たしたシルクロードは、2014年にユネスコの世界遺産に認定されて以降、中国国外で大規模展が開かれるのは初めてです。

 展覧会では、洛陽市の遺跡から出土した菩薩坐像や亡くなった人とともに埋葬する物として作られたと考えられている鳳首杯など約200点が展示されます。

 東京富士美術館五木田聡館長「寛容の心にあふれた人々の往来によって、多様性にあふれる文化が生まれた。それぞれの皆さんのお立場や気持ちで捉えていただければ嬉しいなと思っております」

 展覧会は、東北歴史博物館で4月9日から6月9日まで開催されます。前売り券は2月1日から販売されます。