2027年に宮城県大衡村で稼働が予定されている、台湾企業が出資する半導体工場について、村井宮城県知事は受け入れ体制について「先行する熊本県を参考にしたい」との考えを示しました。

 熊本県では24日、半導体の受託生産最大手である台湾のTSMCが、新工場の開所式を行いました。

 地元ではマンションの建設ラッシュなど経済効果が広がる一方で、人手不足や交通渋滞が起きています。

 村井知事は、台湾のPSMCが出資する企業が大衡村に計画している半導体工場をめぐっても同様の現象が起きるとした上で、熊本県の取り組みを参考にしたいとの考えを示しました。

 村井知事「人材の育成、道路等のインフラ整備、台湾技術者の受け入れ体制の整備、こういったことを先行して熊本県が行っておりますので、いろいろ情報をいただいている」 

 大衡村の半導体工場の年内にも建設が始まる始まる見通しで、稼働は2027年を予定しています。