安倍元総理が銃撃された事件で起訴されている山上徹也被告(43)の第3回公判前整理手続きが26日午前開かれ、山上被告が出席しました。

 2022年、奈良市で起きた安倍元総理に対する殺人などの罪で起訴されている山上徹也被告の公判前整理手続きは、26日で3回目です。    手続きでは裁判に向けて争点を整理し、証拠の絞り込みが行われています。

 関係者によりますと、26日の手続きには山上被告本人も出席し、15分ほどで終了しました。

弁護団 「(争点は)期日を重ねてきていますので、ある程度は絞られてきています」 「(山上被告は)真剣な顔して聞いていたという印象です」

 弁護団によりますと、次回の手続きの日程は決まっていません。

 裁判日程の協議にも至っておらず、裁判開始の見通しは立っていないということです。