安定的な皇位継承を巡り、保守系団体の会合に与野党の代表者が参加し、自民党の麻生副総裁は「皇室典範の改正は必ず今国会で成し遂げなければならない」と訴えました。
自民党 麻生副総裁 「皇族数の確保はこれ以上、先送りにすることが許されない喫緊の課題でもあろうと存じます。皇室典範の改正は必ず今国会で成し遂げなければならんとも思っております」
そのうえで、麻生副総裁は皇族数を確保するための対策として「まずは皇統に属する男系男子を養子としてお迎えし、皇族とすること」と強調しました。
また、女性皇族が結婚後も皇室に残る案にも触れて「女性皇族の配偶者や子は皇族としないことが大前提でもあろう」と述べました。
皇族数の確保策を巡っては、15日には衆参両院の議長・副議長と与野党の代表者による協議が1年ぶりに行われるなど、各党の総意を取りまとめるための議論が行われています。
20日、都内で開かれた日本会議などが参加する保守系団体主催の会合には麻生副総裁のほか、日本維新の会の藤田共同代表、国民民主党の川合幹事長代行、参政党の神谷代表、公明党の竹谷代表も参加し、それぞれ旧宮家の男系男子を養子に迎える案と女性皇族が結婚後も皇室に残る案の2つの案に賛同する考えを示しました。
一方で、中道改革連合の笠衆議院議員は「配偶者や子に皇族の身分を付与するかどうかについては意見が依然として(党内で)分かれている」と述べたほか、旧宮家の男系男子を養子に迎える案についても意見の集約に至っていないとの現状を説明しました。
そのうえで、笠衆議院議員は「来月半ばに開かれる次回の全体会議で、党としての見解を表明できるように全力を挙げる」と強調しました。