5月14日(土曜日)放送 山形県 人間将棋 ~将棋の町が誇る将棋文化~ ※字幕放送対応
将棋駒の生産量日本一を誇る山形県天童市。
その町に天才棋士・藤井聡太竜王がやって来ました。
春の風物詩「人間将棋」で、佐々木大地六段と対局します。
時代設定は戦国時代。
兵士や腰元に扮した人間が駒となりプロ棋士が対局を行います。
天童市で将棋駒作りが始まったのは江戸時代末期に遡ります。
財政の厳しかった天童織田藩は、家臣も生活に困窮する状態でした。
「将棋は兵法戦術にも通じ、武士の面目を傷つける内職ではない」と、重臣・吉田第八が将棋駒作りを奨励しました。
将棋文化を後世まで残したいと現在も20店舗あまりが駒を製造・販売しています。
長い歴史の中で培われてきた将棋駒には、いったいどんな思いが込められているのでしょうか。
縄文以来の歴史をもつ東北。
旅するものを温かく迎えてくれる東北の聖地は、訪れる人が、新たな自分に出会える場所でもあります。
番組では日本古来の精神性と文化が脈々と受け継がれてきた東北の聖地を訪ねます。
神社仏閣、古代遺構・遺跡、有形・無形の民俗文化財、修験場、歴史的建造物、文化遺産などを、詩情豊かなナレーションでご紹介します。