東北の聖地を訪ねて

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3月12日(土曜日)放送 第62回 岩手県 水かけ祭り ~350年余り続く天下の奇祭~

今回は岩手県一関市で天下の奇祭と呼ばれる火防祭、水かけ祭りをご紹介します。起源は江戸時代に起きた明暦の大火、江戸の町を焼き尽くすほどの大火事で、幕府は全国に火防令を出します。当時、この地区を治めていた伊達家は人々に清流で身を清めさせ、火防の祈願を始めました。今も続く水かけ祭りでは、炎に見立てられた男たち三百人が火の勢いのごとく町を駆け抜けます。沿道では人々が走る男たちを目掛けて容赦無く水を浴びせ続けます。現在は沢山の水を浴びるほど福が溜まるとされ、家内安全などの祈願も行われています。

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