東北の聖地を訪ねて

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8月11日(土曜日)放送 青森県  大間越春日祭 ~海を舞台にした厄流し~ ※字幕放送対応

今回は青森県深浦町の小さな集落で初夏に行われている虫送り行事、大間越春日祭を紹介します。
日本海に面した大間越地区では毎年、木をくり抜いて長さ2メートルほどの舟を作り、7体の人形を飾りつけます。
船頭を始め、舵取り、見張り、飯炊きなど乗組員を模っ人形で、完成した舟は春日丸と呼ばれます。
春日丸は踊り子たちと集落を巡って災厄を集めた後、海に流されます。
大間越春日祭が始まったのは、300年以上も前の江戸時代初期の頃。
関東の鹿島神宮の祭りに由来し、そこに津軽地方の虫送りが加わったのではないかと考えられています。

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