3月14日(土曜日)放送 宮城県 切込の裸カセドリ~集落に根付いた小正月の来訪神行事~※字幕放送対応
古くから東北では小正月行事として神の化身となって集落の家々を巡る来訪神行事が行われてきました。今回は宮城県加美町切込集落の伝統ある来訪神行事「裸カセドリ」を紹介。祭り当日は、ワラ装束作りから始まり、来訪神になるためにワラを燃やして作ったヘソビと呼ばれる炭を顔に塗り、奇声を発しながら五穀豊穣、家内安全等を願いながら集落を駆けまわります。沿道にいる観客の顔にヘソビを塗りつけながら集落の家に躊躇なく上がり込み、家族の顔にもヘソビを付けていきます。年々、参加者が少なくなる中、今年も無事に祭りを終えた関係者の顔は充実感に満ちていました。