宮城県では2日、新型コロナウイルスの感染者が新たに720人確認されました。1月29日の554人を166人上回り過去最多となりました。

　新たに感染が確認されたのは、仙台市で過去最多の448人、石巻市50人、白石市27人、名取市20人、東松島市19人、気仙沼市15人、柴田町14人、多賀城市12人、大崎市・富谷市・登米市・塩釜市で各11人、利府町・大河原町で各7人、岩沼市・角田市・大和町で各6人、南三陸町5人、栗原市・村田町・涌谷町で各4人、亘理町・女川町・蔵王町・丸森町で各3人、松島町・川崎町で各2人、大郷町・美里町・七ヶ浜町・山元町・加美町・県外在住者で各1人の計720人です。

　年代別では、20代が最多で151名、このほか10歳未満123人、10代96人、30代124人、40代108人、50代54人、60代32人、70代13人、80代15人、90代4人です。

　宮城県で4件のクラスターが発生し、仙台市の高校で16人、仙台市の専門学校で9人、富谷市の保育施設で7人、気仙沼市の幼稚園で9人の感染が確認されました。

　宮城県のまとめによりますと、2日午後1時時点で療養者は3,995人で、内訳は入院122人、宿泊療養1,026人、自宅療養1,764人、入院・療養先の準備中・調整中840人、療養先調整中243人です。

　確保病床の使用率は、宮城県全体で23.5％（120／511床）、重症病床は5.5％（3／55床）、仙台医療圏に限ると29.4％（97／330床）、重症病床は7.5％（3／40床）です。

　宮城県が発表している1月31日現在のPCR検査等の実施状況は、1月29日2,286件（陽性561）、30日942件（陽性295）、31日2,557件（陽性12）、コールセンターへの相談件数は、1月29日739件、30日746件、31日914件となっています。