東北新幹線が、郡山より南と一ノ関より北の区間で運転を再開しました。また、21日午後から一部区間で運休していた東北線も運転を再開しました。

 東北新幹線は那須塩原−盛岡間で運休していましたが、22日から運休区間を縮小し、郡山より南、一ノ関より北の区間で臨時ダイヤでの運行を再開しました。

 一方、JR仙台駅前の高速バス乗り場には、朝から郡山方面に向かう人たちが列を作りました。

 東北線は橋脚に損傷が見つかり、福島−藤田間で21日午後から運休し、新幹線に代わって仙台−郡山間を結ぶ予定だった臨時快速列車も午前中は運休に。

 高速バスを運行する宮城交通は台数を増やして対応しましたが、満席で乗れない人もいました。

 郡山行きのバスに乗れなかった人「ちょっと早めにバス停には来たんですけど、1時間前では足りなかったですね」

 JR東日本によりますと、東北線は応急の復旧作業をして22日午後から臨時快速列車を含め、運転を再開しています。

 東北新幹線は22日の運転再開に続き、4月2日ごろに郡山−福島間で、4月4日ごろに仙台−一ノ関間で、そして4月20日前後には全線で運転再開を目指しています。