終戦から77年となる15日、各地で戦没者を追悼する式典が開かれ、宮城県気仙沼市でも、参列者が平和への誓いを新たにしました。

 気仙沼市が開いた戦没者追悼式には、遺族会の代表ら、およそ30人が参列し、戦争の悲惨さを後世に語り継いでいく決意を新たにしました。

 追悼式は、新型コロナの影響で3年連続で規模を縮小し、参列者を絞って開かれています。

参列者「やっぱり平和が一番。遺族会も衰退してるから、これ(追悼式)が持続してできるのであればそのまま平和をずっと守っていきたいと思います」

 追悼式の後、菅原茂・気仙沼市長と市の遺族会会長が、市内の慰霊碑に花をささげました。

 気仙沼市遺族会・伊藤一博会長「毎年同じですが、少なくとも8月15日だけでも良いですから、平和と戦争そのことを皆さんには思い出していただきたいと思います」