下水に含まれるウイルス量から仙台市内のコロナ感染者数を予測する、東北大学の調査で、今週はほぼ横ばいで推移するという結果が示されました。

 東北大学大学院工学研究科の佐野大輔教授のグループは、仙台市内の下水から検出される新型コロナウイルスの濃度や過去の感染状況を分析して、毎週仙台市内の感染者数を予測しています。

 先週は1万995人の予測に対して実際の感染者数は1万438人でした。

 今週は先週の実測値を309人下回る1万129人と、ほぼ横ばいで推移すると予測されています。

 佐野教授は、お盆休みで人の移動が活発なため、出来る限りの感染対策と暑さ対策の両立を呼びかけています。