2022年3月の地震で被害を受け、修復を終えた伊達政宗公の騎馬像についてです。31日の記念式典を前に騎馬像を囲っていた幕が外され、再び見られるようになりました。

 政宗公の騎馬像はこれまで、被害を受ける前の写真を印刷した幕に覆われていましたが、29日午前に取り外され台座の上での雄姿が再び見られるようになりました。

 観光客「修理のタイミングは知らなくて来てみたらびっくりでしたけど、無事に終わったならすごいいいことだと思います」「政宗公を見ようと思ったら幕に覆われていて、目の前で外れていったので熱心に見てました」 騎馬像は、2022年3月の地震で脚や鞍の部分にひびが入って傾いたため、2022年7月から東京都内の工房で修復されていました。

 作業を終えた騎馬像は仙台城跡に戻り、22日に台座の上に設置されました。

 31日には騎馬像の帰還を祝う式典が開かれ、修復の仕上げとして、兜に三日月の前立が取り付けられます。