東日本大震災で被害を受けた宮城県石巻市の雄勝地区を元気づけようと、こいのぼりが掲げられました。

 この取り組みは震災後、雄勝診療所の所長だった小倉健一郎さんが地区の復興と被災者を元気づけようと、2012年から続けています。

 15日は地元の有志や首都圏からのボランティアが集まり、全国から寄せられた60匹のこいのぼりや吹き流しを取り付けました。

 こいのぼりは地区内の4カ所にとりつけ、このうち、雄勝地区の道の駅では30匹のこいのぼりが海からの風を受けながら元気に泳いでいました。

 雄勝に鯉のぼりをあげる会・小倉健一郎代表「雄勝はすごい風が強いので、風にたなびく親子のこいのぼりがとても美しいですね」

 こいのぼりは5月いっぱい掲げられます。