回転寿司チェーンくら寿司で、15日から地元で取れた旬の魚を楽しめる新メニューの提供が始まります。

 宮城県のくら寿司では、15日から三陸沖で取れた旬の魚を使ったご当地メニューが販売されます。

 水揚げの状況によってメニューは週替わりで、15日からはヒラメが提供されます。

 野口ちひろアナウンサー「ヒラメは、あっさりしてるんですけど口の中でしっかりとしたうまみと甘みが広がります」

 物価高などで節約志向が強まる中、その地域でしか取れない希少な天然魚を提供することで、他社との差別化を図ります。

 くら寿司では、これまで水揚げした魚を全て大阪府の工場で加工してから全国に配送していましたが、今回全国を22のブロックに分けて水揚げから加工、提供までを各ブロックで行うことで、輸送コストを抑えながら地魚の販売を実現しました。

 くら寿司広報部岡本愛理さん「今までは全国のお店で販売するにはそれなりの量が必要だったんですけども、今回は各ブロックで分けることで少量の地魚でも販売することができるのでくら寿司でしか食べられない珍しい魚も出てくるかなと思います」

 新メニューは一皿240円で、岩手、福島でも15日から販売されます。