小説「荒地の家族」で今年1月に芥川賞を受賞した佐藤厚志さんが、母校の東北学院大学でトークイベントを行いました。

 このイベントは卒業生初の芥川賞受賞を祝おうと、東北学院大学が主催したもので、はじめに佐藤さんに記念の盾が贈られました。

 トークショーでは大学時代の恩師である植松靖夫教授と登壇し、佐藤さんが受賞作「荒地の家族」の執筆過程について苦労を語りました。

 さらに佐藤さんが大学時代、漫才を披露していたという意外な一面も明らかになりました。佐藤厚志さん「脚本を書いて先輩と擦り合わせて何度も練習して(漫才を)やりましたね」

 佐藤さんは久しぶりの母校への凱旋で思い出話に花を咲かせました。