2022年の地震で被害を受けた伊達政宗公の騎馬像が仙台に帰還したこと記念してトークイベントが開かれました。

 政宗公の騎馬像は2022年3月の地震で脚にひびが入り傾く被害を受けましたが、3月、修復を終え仙台城跡に帰還しました。

 これを記念して河北新報社が15日、青葉区で開いたイベントにはおよそ300人の市民が参加し、伊達家18代当主、伊達泰宗さんやタレントの松村邦洋さん、村井美樹さん、そして歴史研究家佐藤憲一さんらのトークを楽しみました。

【松村邦洋さん】「(騎馬像が)帰ってきたという気持ちで、すごくうれしくなりました。幸せな気持ちになりました。戦国武将の中で一番かっこいいのが政宗公かなと思う」

【伊達家18代当主 伊達泰宗さん「私にとって騎馬像は心の指針です。皆様にあっても未来を描き大切な存在として、きっとこれからも守ってくれることと思います」

 このほか、昭和初期に初代の騎馬像が県内に運ばれた際、若者500人で仙台城跡まで引っ張り上げたことなど、政宗公にまつわるさまざまなエピソードが紹介されました。