夏風邪の一種、ヘルパンギーナの感染者数が前の週の倍近くに急増し、宮城県は警報を継続して注意を呼び掛けています。

 ヘルパンギーナは幼い子どもがかかりやすい夏かぜの一種で、宮城県では感染者の急増により16日から警報が出されています。

 県が29日に発表した25日までの1週間に確認された感染者は、1医療機関当たり14人で、前の週と比べて6.02人増えました。

 地域別では大崎が30.33人、仙南が20.50人、仙台市が15.22人などとなっています。

 県は、手洗いの徹底やマスクの着用などを呼びかけています。

 また、手足口病の感染者も大崎で5.33人と警報基準を超えていて、県全体で警報が継続されました。

 一方、新型コロナの感染者数は4.67人で、わずかに減少しました。