釜で沸かしたお湯を浴び、無病息災などを願う神事が1日宮城県大崎市で行われました。

 「湯花行事」は、大崎市三本木の若宮八幡神社で300年以上前から行われていて、2020年には県の無形民俗文化財に指定されています。

 境内では大小38の釜でお湯が沸かされ、神の使いとなった白装束姿の宮司が笹の葉を使いお湯を勢いよく振り撒きました。

 お湯をかけられた人達は手を合わせ家内安全や無病息災などを願いました。

 地元の男性「やっとコロナも収束に向かっているような感じだったので、このまま無事収まってくればなと」

 神事に使われた笹の葉は厄除けとして家の神棚などに飾られるということです。