宮城県山元町で、国内最北の温州ミカンの収獲が始まりました。主に西日本で生産されるミカンですが、近年の温暖化の影響で宮城県でも栽培されるようになっています。

 山元町の農家、齋藤正直さんのミカン畑は2019年に長崎から取り寄せたミカンの苗木300本を自身で育て始め、2021年から宮城県に出荷しています。夏の猛暑の影響で、実が大きく育ったということです。例年並みのおよそ300キロの収穫を見込んでいます。

 西日本で生産されるミカンの多くは甘みの強さが特徴的ですが、齋藤さんが栽培するミカンは酸味を残し、甘さを引き立てるバランスの良さが特徴です。

 齋藤正直「消費者の皆さんも、酸味が少し残っているので新鮮さが伝われば良いかなと思っています」

 収穫したミカンは糖度を上げるために保管して追熟し、12月下旬から宮城県亘理町の産直市場で販売される予定です。