イランのライシ大統領はロシアのプーチン大統領と電話会談し、イランとして、緊張の激化は望んでいないと述べたということです。

 ロシア大統領府は16日、プーチン大統領がイランのライシ大統領と電話で会談したと発表しました。

 シリアにあるイランの大使館が空爆を受けたことへの報復とするイスラエルへの攻撃を巡り、ライシ大統領は、イランの行動は本質的に限定的なものだったと述べたということです。

 そのうえで、イランは「さらなる緊張の激化を望んでいない」と強調したということです。

 一方、プーチン大統領は「すべての関係国が合理的な自制を示し、地域全体に破滅的な結果をもたらすような対立を防ぐことを望む」と伝えたということです。