24日の外国為替市場では、日米の金利差を背景に円相場は一時1ドル155円台に下落しました。

 これは1990年6月以来、およそ34年ぶりの水準で、15日に154円を下回ってから1週間余りで1円以上、下落したことになります。

 急速に進む円安にどう対応するのか。その行方に大きな影響を与えるのが、25日から始まる日銀の金融政策決定会合です。

 植田総裁は、物価が目標とする2%に向けて上昇していけば、追加で利上げするという考えを繰り返し示していて、会合ではその時期を示唆するかが焦点となります。

(「グッド!モーニング」2024年4月25日放送分より)