インドネシアの中部で大雨による洪水や土砂崩れが発生し、これまでに14人が死亡しました。40軒以上の家屋が流されています。

 救助隊員らがゴムボートで女性らを避難させています。

 水の高さは腰のあたりにまで達しています。

 南スラウェシ州各地できのう、洪水や土砂崩れが相次ぎました。

 当局によりますと、これまでに14人の死亡が確認されています。

 また、40軒以上の家屋が流されるなど、合わせて1900軒近くに被害が出たほか、橋や道路なども破損しました。

 現地では100人以上の住民らがモスクなどに避難しています。

 南スラウェシ州では大雨が続いていて、先月には土砂崩れでおよそ20人が死亡しました。